南曜堂 | 堺LOVE
南曜堂

南曜堂は、大阪堺にある大正10年頃創業の歴史ある、全国的にも珍しいもなか専門店です。
南曜堂のもなかと言えば、堺に縁のあるものをモチーフにしたもなかが有名。
「天領もなか」と、「小槌もなか」、「ちんちん電車もなか」、「乳守もなか」の4種類があります。
江戸時代に江戸幕府の直轄領だったことから名付けられた天領もなかはお城の形をしていて、屋根瓦まで細かく再現されているのがまるでミニチュアのようでとても可愛いんです。
ちんちん電車もなかもちゃんと電車の形をしていて、窓まで描かれています。
南曜堂のもなかは、餅やもなかの皮、餡も全て国産の材料にこだわっていて、添加物や保存料も一切使用していません。
つぶ餡はしっかり小豆の素材感が残っていて、こし餡はさらりとした舌触りが上品な味わい、
乳守もなかはこの2種類の餡に加えて爽やかな香りが特徴のゆず餡味もあります。
小槌もなかとちんちん電車もなかは求肥入り。
この求肥がとろとろで、口の中でまるでぜんざいのような美味しさが広がります。
老舗和菓子屋のもなかと言うと、もなかの皮と餡が別々になっていて、自分で餡を詰めて食べるところも多いんですが、南曜堂のもなかは既に餡が詰まっています。
餡の水分が染みこんで皮がしんなりしてしまうんじゃないの?と不安になりますが、
この南曜堂のもなかの皮は不思議なことに時間がたっても皮はパリパリのまま。
もなか専門店ならではの工夫がされているんでしょうか?
南曜堂のもなかは、歴史があるにも関わらずどこか新しさも感じさせる美味しさです。