みはら歴史博物館 | 堺LOVE

みはら歴史博物館

みはら歴史博物館

みはら歴史博物館のある堺市美原区は中世より鋳物業で発展を遂げてきた地域として有名です。
河内鋳物師と呼ばれる技術者たちはあの有名な東大寺の大仏の鋳造でも活躍したと言われ、全国多数の梵鐘の銘文にその名が刻まれることなどから彼らの技術力の高さが相当なものであったと予想されています。
そんな鋳物の町美原区にあるみはら歴史博物館には平成15年のオープン当初から独自のデザインで造られた梵鐘が飾られていたのですが、平成19年に何者かによって盗まれてしまいました。
現在では美原のシンボルを取り戻すべく集まった寄付によって、盗まれた梵鐘と同様のものを再度鋳造することができ、博物館入り口の前に飾られ、「平成の梵鐘が復活した!」として再び市民から愛されているそうです。
みはら博物館は「カタチ造りの達人」をコンセプトとして、前述した河内鋳物師と黒姫山古墳をメインテーマに展示を行っています。
黒姫山古墳は国の史跡にも指定されている全長114mの全体を見渡すことのできる前方後円墳で、出土した鉄製甲冑や埴輪はみはら博物館に展示され、一部出土品については直接手で触れることもできるようになっています。
みはら博物館では美原の歴史文化に触れることができるだけでなく、「芸術」に触れることもできます。
付随ホールにはコンサートピアノが用意され、コンサートなども開かれており、電動稼動式の座席はひな壇形状で設置されているため、後部座席からも変わらない臨場感を味わうことができます。
また、みはら博物館は博物館の「Museum」、交流の「Community」を合わせて「MCみはら」とも呼ばれ、文化に触れるだけでなく交流できることも魅力の1つとなっています。
キッズギャラリー展としてミニュチュアカーやジオラマなど子供を対象にした展示や、鋳物づくりや勾玉づくりを体験できる市民参加型の体験講座を開催している為、ただ見るだけではなく親子で文化に触れながら交流を図ることもできるようになっています。
鋳物づくりは簡単なキットを使って行うため、小さなお子様でも簡単に美原の文化を楽しむことができます。
更に博物館のすぐ傍には美原ふる里公園もあり、園内には美原区らしく鋳物のモニュメントも多数点在しています。
噴水や遊具、芝生広場もあるので博物館の前後に一休みするにはぴったりのロケーションと言えるでしょう。
博物館と聞くと少し堅苦しい雰囲気で、小さなお子様をお連れの場合は子供が飽きてしまいそうなイメージがあるかもしれませんが、みはら博物館では楽しく親子揃って歴史と文化に触れながら、交流を深めることができそうですね。