大阪刑務所 | 堺LOVE

大阪刑務所

大阪刑務所

国内で2番目、西日本では最大の規模を誇る大阪刑務所は、以外にも大阪府堺市の住宅街の中にあります。
2704人を収容することができ、男性受刑者のみの収容になっています。
10棟からなる2階建てで、2箇所の運動場に2つの体育館、そして29の工場があります。
この工場では本当に多種多様なものが作られており、有名なもので言うと家具や食器、バーベキューセットなどがあります。
大阪刑務所は刑務所にしては珍しくパン工場があり、国内では大阪刑務所の他は東京の府中刑務所、名古屋刑務所のみだそうです。
ここで作られるコッペパンは刑務所パンとして有名で、全て手作りで作られているためパン屋に遜色の無い美味しさと密かに人気のパンです。
コッペパンは大きさも通常のパンより大きく、大阪刑務所では朝ごはんとして毎朝配給されるそうです。
でも、大きくて美味しい刑務所パンを食べられるのは受刑者だけ…と諦めるのはまだ早い。
なんと「関西矯正展」では一般の人でも刑務所パンを食べることができるのです。
関西矯正展は「社会を明るくする運動」の一環として法務省により開催されているイベントで、大阪刑務所内を見学することができます。
刑務所見学では刑務所パンの他に、実際に受刑者に提供しているレシピを使って作られた「プリズンカレー」と称されたカレーも販売されています。なんでも味はいたって「普通」だとか…。
刑務所見学では実際に受刑者が使用している部屋や浴場や工場を実際に見ることができ、そこで暮らす受刑者の日常をリアルに感じることができます。
居住スペースの室内は6人が暮らすとは言え意外にも清潔で、設置された本棚には漫画本まで並び、なんと液晶テレビまであります。
ここまで聞くと仮にも罪を犯して囚われた人間がこんなに快適な暮らしをするなんて…と思うかもしれませんが、そこはやはり刑務所。
見学者の多くは浴場を見学した時に頭に浮かんでいた「快適」という言葉をすぐさま取り下げると言います。
浴場は湯船が2つあり、20畳ほどの銭湯のようで、入浴時間は15分と短く、壁面には15、10、5…とタイムリミットを知らせるランプが設置されています。
「かけ湯は2杯、洗うお湯は10杯まで」とされる注意書きも張り出され、当たり前ですがここが決して大衆浴場ではないことを思い知らされます。
夏季は週に3回入浴することができますが、それ以外の季節は週2回。
それも一度に80人もの成人男性が入浴するそうで、想像を絶する過酷な15分であることが予想されます。
関西矯正展ではエンターテイメント化された大阪刑務所と受刑者のリアルな日常生活の両方を垣間見ることができます。
いずれにせよ一般の人が刑務所に足を踏み入れることなど早々できることではないので、関西矯正展が開催される際には是非大阪刑務所を訪れてみては如何でしょうか。